2022/10/31

6時のアラームの前に目覚めた。まだ眠っている夫を起こさないようにしながら熱いお湯に浸かりパックやトリートメントで最終仕上げ。

 

朝ご飯は朝食会場でキノコ鍋。軽くご飯を済ませると急いでお部屋に戻り、支度をしてホテルを出た。

送迎者で教会横のホテルに移動し、すぐさまメイクとヘアセットが始まった。ヘア担当の女性が明るく話しかけてくれるおかげで気持ちが和らいだ。途中、夫のヘアセット担当の方が部屋に来て、「新郎が新婦の好みのヘアにしてくれと仰るのですがお好みは…」と尋ねてきたのが可笑しかった。1時間ほどで仕上げてもらい、最後にドレスを着て大きな鏡のある場所へ移動すると本当に気持ちがワクワクと華やいだ。

ブーケは真っ白なバラの花束で、生花だから甘い香りが漂っていた。

 

すべての支度を終えて介添の担当の方と一緒に夫の元へ。普段なかなか感情を表に出さない夫が「よいよい」と言っていてうれしい。

 

スタジオ写真撮影所に向かうまでに列席の皆さんとすれ違う。ちょっと気恥しい。

写真撮影をしてから介添さんから式の流れのレクチャを受け、お水を飲んで送迎者に乗り込むため外に出ると雲一つない快晴で、軽井沢のすこし冷たい空気に触れた瞬間「いよいよ結婚式なんだなあ」と実感した。

 

石の教会に到着し、牧師さんからのご挨拶と入り口での写真撮影。

教会内は静けさに包まれていて、ひんやりとした空気で背筋が伸びる。

母からベールダウンをしてもらい、兄と一緒にらせん状のバージンロードを歩いた。

教会に差し込む光が本当にきれいで、神秘的な雰囲気。

牧師さんからのお言葉を受け、誓いの言葉と指輪の交換。ベールアップをしてもらい、証明書に夫と二人で名前を書き込んだ。

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ライスシャワーをしてから写真撮影をして、ヘアセット会場に戻り今度はハーフアップにしてもらった。

披露宴会場は貸し切りのレストランで、紅葉が見えてきれい。お料理もおいしかった。

 

すべてのスケジュールが終わるとホテルに戻り着替えを済ませて星のやへの送迎を頼んだ。すべてがなんだかあっという間で、現実感がないような気持だった。

 

前日とは違うお部屋にチェックインするとスタッフの方に近隣のレストランを調べてもらい、それを待ちながらテラスでシードルを飲んでのんびり。

 

タクシーで教えてもらったイタリアンのお店に行き、白ワインと一緒にバーニャカウダやパスタをとった。

 

星のやに戻ると離れにあるバーに行き、焚火を眺めながらウイスキーを飲んだ。暗くて見えなかったけれど隣はスケートリンクになっているらしい。お客さんも私たちを含め3組ほどしかおらず静か。

 

お部屋に戻ってお風呂に浸かり夫に抱き着いて眠る。